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妻への祈り 島尾敏雄作品集 (中公文庫) [ 島尾敏雄 ]

   

 


 

 


島尾敏雄作品集 中公文庫 島尾敏雄 梯久美子 中央公論新社ツマ エノ イノリ シマオ,トシオ カケハシ,クミコ 発行年月:2016年11月 ページ数:459p サイズ:文庫 ISBN:9784122063037 島尾敏雄(シマオトシオ) 1917(大正6)年、横浜に生まれる。

40(昭和15)年九州帝国大学法文学部経済科に入学、のち文科に再入学。

43年私家版『幼年記』を刊行。

同年9月末繰り上げ卒業、10月海軍予備学生を志願、特攻隊隊長として加計呂麻基地で敗戦を迎える。

61年「死の棘」で芸術選奨、77年『日の移ろい』で谷崎潤一郎賞、78年『死の棘』で読売文学賞・新潮日本文学大賞、85年『魚雷艇学生』で野間文芸賞を受賞。

ほか著書多数。

1986(昭和61)年没 梯久美子(カケハシクミコ) ノンフィクション作家。

1961年、熊本県に生まれる。

北海道大学文学部卒業。

編集者を経て文筆業に。

『散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道』(新潮文庫)で第三七回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 特攻隊長と島の娘(はまべのうた/出孤島記/出発は遂に訪れず)/2 夫婦という桎梏(帰巣者の憂鬱/鉄路に近く)/3 狂うひと(われ深きふちより/重い肩車)/4 島へ(妻への祈り/妻への祈り・補遺/廃址)/5 妻を見つめる(日の移ろい“抄録”) 特攻隊隊長として赴任した加計呂麻島での出会い、不安と嫉妬で苦しみ心を病んでいく妻、奄美へ移住し重ねていく日々…。

純文学の極北と称された島尾敏雄の諸作品から、妻ミホの姿を浮かび上がらせる文庫オリジナル編集。

極限状態にありながらも、静かで時にユーモラスな表現の根底には、妻への新鮮な驚きと深い愛情がある。

本 小説・エッセイ ノンフィクション 文庫(ノンフィクション) 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・か行 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・さ行 文庫 小説・エッセイ

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